用意するもの
1.シビックタイプR純正アンダースポイラー(EK9)
2002年4月にJ's tipo取材のため特急製作したこのスポイラーですが、先日継ぎ目がはがれ、危うく落っことすところでした。ホットメルトでよくここまで持ったなという感じですが・・・。(これもヤフオクでゲットしたものです。)
2.トヨタカルディナ純正デフューザー形状リフレクタ(05年最終モデル)
リヤコンビモディファイのレンズクリア化によりリフレクタを削ってしまったため小さくなってしまいました。保安基準にはぎりぎり問題なさそうですが、ダメだったときのことを考え、リフレクタをつけられるようにしたいと考えました。最近の傾向としてリヤバンパー下側に細くて長いリフレクタが純正で付いているのをよく見かけます。そこでヤフオクのキーワード検索で調べていたらこんなのが見つかりました。使うならこれしかない!というわけでゲットしてみました。LED内蔵タイプとリフレクタと選べるようになっています。写真では右側はリフレクタです。【2007.09.09】
デザイン予測(合成写真)
毎度のようにデジカメ写真で合成してみます。撮影したときの天気が異なるみたいで、明るさがあってませんが、まあこんなイメージですね(2枚目)。リフレクタ部は思ったより大きかったんですが、まあバックフォグにもなるしこれでいいでしょう。合成写真はリヤアンダースポイラーが壊れる前の写真。でもすでに継ぎ目に亀裂が・・・。
リヤアンダースポイラーの製作
5/16に発売されたJ's tipoにトゥデイ・タイプRが紹介されました。実はこの取材の話が来る前からCIVIC-Rのアンダースポイラー流用を進めていました。最初の写真のようにサイズ、コーナー部分の曲率が全く合わないところをどうするかを検討。トゥデイのバンパー形状に合わせるためにはセンター部分とコーナー部分の3カ所を詰めることにしました。【2002.4.6〜15】
取材の依頼が来た時点ではカットしてサイズを合わせたところまでしかできてなかったのですが、写真写りに支障がない程度に取材の前日に一気に仕上げました。(実は表面処理が間に合わず塗装面が荒かったのだ。)3枚目の写真は取り付け部分をホットメルトでつけなおしたところ。4/26の取材後に表面を仕上げて再度塗装しなおしてきれいになりました。【2002.4.25〜5.1】
リヤアンダースポイラーの破損
ツーリング中に危うく脱落するところでした、集合場所に集まったときにスポイラーが片側が剥がれて傾いているのに気づきました。とりあえずガムテープでその場しのぎ。
翌日、友人の板金屋さんにて修理作業開始しました。まずは古い接着剤をはがし、バラバラ状態に。ホットメルトは外装部品に使うのはやめましょう。耐久性ありません。【2007.8.26〜8.27】
さて、プロの修理方法としては樹脂パーツ専用の接着剤(グラスプ)があることを知りました。2液の接着剤で専用のガンを使って混ぜながら押し出します。5分くらいで固まります。けっこう速いので位置を間違えると大変です。補強のためにピンヒーターをつかって金属ピンも埋め込みました。最近は接着剤の性能があがったことでこのピンヒーターはあまり使われないようです。参考までにグラスプのホームページ紹介します。硬化時間によって3種類用意されています。1.5万円くらいするので個人的に買うのはちょっと辛いですが、車いじりには必需品かも。【2007.8.26〜8.27】
- 2液性ウレタン系接着剤グラスプのホームページ
リフレクタの埋め込み加工
さて、ここからはリフレクタの埋め込みに関するレポートです。アンダースポイラーの修理だけではもったいないので、ついでにリヤバンパーにも加工することにしました。こういう流用部品はいかに形状が合うかがポイントになります。ヤフオクでゲットするときはいつも写真だけで行けそうという判断をします。今回もこの判断に間違いはありませんでした。
まず、ゲットした部品の形状を紙でなぞります。外枠のカットラインとカーブの曲率をA4の紙にこすってラインを紙になぞります。その紙を枠にそってカット(スキャナでデータ化し、左右反転させて反対側も作成)し、トゥデイのバンパーに当ててみて合う位置を決定しました(写真1,2枚目)。
次に紙をバンパー上に貼って、その外枠ラインをジグソーで一気にカット。きれいにカットできました(写真3枚目)。
パテ埋めとウレタン塗装
車いじりの技術も向上してきました。写真1枚目のとおり、カットした位置はばっちり。リフレクタパーツをあてはめるとぴったりでした。若干の段差は残っていますが、ここはパテとサンダーで成形します。パーツの接着にはグラスプ接着剤を仕様。さらにパテで段差をなくすよう成形しました。今回はレンタルガレージのエアサンダーを使わせてもらい、パテの成形もちょっ速でした。最後にサフェーサーを塗って終了【2007.09.14】
翌日、塗装に入りました。まずはチャンピオンシップホワイトを薄く全体的に塗ります。2,3回繰り返した後に多めに噴射して仕上げます。このとき表面はかなりミストが固まってざらざら状態。10分ほどで少し硬化した状態でかるくペーパーがけします。このときにホコリもとる。
そして、仕上げのクリヤー塗装。こちらは最初から多めに噴射して一気塗り。たれる寸前まで一気に吹くのがコツです。今回は塗る面積が比較的小さいのでうまくできました。これで継ぎ目は全くわからなくなりました。【2007.09.15】
実車搭載(完成)
塗装後、一週間乾かした後にLEDマーカーランプを装着しました。コンビランプのクリアレンズ化によってリフレクタ部が小さくなってしまったため、保安基準に適合しなければリフレクタを追加しようと思っていました。実際基準を調べた結果、片側10cm2以上あればOKとのこと。計算してみると12cm2はあることがわかり、マーカーランプに変更しました。
マーカーランプはリヤフォグにもできるようで、もっと明るくすることも可能。(写真2枚目)ローマウントブレーキランプにもできますが、まぶしいのでやめ。
リヤフォグはスイッチを用意する必要があるんですが、そもそも使うのか?
と自問自答。とりあえずスモール連動だけにしておきます。
さて、写真1枚目をよく見ると気づいてしまうかもしれませんが・・・。今回の塗料の色が若干違うんですよね。黄色が強いというか。ちょっとショックです。つぎはテールゲートを塗るか、それとも再びオールペンか・・・。【2007.09.23】