数々の改造を施す中で、やっぱり人間失敗ということがあります。でも失敗してもめげません。それ以上の復活をすれば満足。そんなトラブルをここで集めてみました。みなさんもこんなトラブルを抱えたときは参考にして下さい。(こんなトラブルを起こすひとは少ないと思いますが。)
スマートでパンクすると・・・。 |
車種 | Smart K |
原因分析 | なんか踏んだかも? |
対策方法 | ディーラーで2往復 |
スマートにはスペアタイヤがありません。先日、奥さんが外出先でパンクしたとの連絡。隣のガソリンスタンドにかけこみ、スタッドレスタイヤが家にあるので取りに行き、さあ履き替えようとしたらハブボルトのサイズが15mmでそのソケットレンチがスタンドにはないとのこと。もう一度、家に工具を取りにいって2往復してようやく応急処置が完了。その後、コンチネンタルの純正タイヤを2組交換しました。スペアタイヤがないのはこんなときは痛いです。【2006.03.27】
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ブレーキが効かない! |
車種 | スズキ・Kei S |
原因分析 | 制御系の不具合? |
対策方法 | ディーラーでECU交換 |
新車購入後しばらくしてから、ブレーキの利き具合に不安を感じることがありました。いろいろしらべてみるとエアコンが入っているときに利きが甘くなるようです。特に、制動中にエアコンが入るとブレーキ力が自分の意志に反して弱くなるので思ったより止まれないという危険な状況に何度か出くわしました。いろいろ呼びかけてみると同じ不安をかかえた方がけっこういました。
結局ディーラーでECU交換をしてもらいましたが、症状は出にくくなったものの、完全にはなくなってないようです。【2000.09.25】
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アイドル回転数が500rpmに! |
車種 | ホンダ・トゥデイRs |
原因分析 | EACVの故障 |
対策方法 | EACV交換 |
ビート用ECU交換にチャレンジし、ふけがいまいちでノーマルに戻したところ、アイドル設定回転数が1000rpmから500rpmに激減。ECUをいじったことが原因なのかと心配し、配線、センサーの不具合チェック。特に問題が見あたらず。回転数が低すぎるとエアコンが入らない。暑い。
症状としてはアクセルオフ時に500rpm近くに一気に落ちる。その後1分くらいアイドルを続けると設定回転数1000rpmまでゆっくり戻る。そこからちょいとアクセルを踏んだり、エアコンを入れたりするとまた500rpmに。
結局アイドルアジャストスクリューを調整して解決。結論はこうです。EACV(アイドル制御バルブ)をはずしてKURE556で洗浄すると黒いカーボンのカスがたくさんでてきました。それでも症状は変わらず。EACVは目標回転数に補正するための装置でありベースアイドル回転数が極端に離れていると目標回転数まで調整するのに時間がかかる。つまりアイドルアジャストスクリューにもカーボンが付着してたということ。ここは洗浄できなかったのでアジャストスクリューを広げてベースアイドル回転を1000rpm近くに設定して解決。
※アイドルアジャストスクリューも洗浄することをお勧めします。【2000.08.25】
結局洗浄では完全には戻りませんでした。結論はEACVの故障。新品を入手し(右の写真)、交換したら正規のアイドル回転に戻りました。しばらく経つとちゃんとアイドル設定回転に戻るので故障ではないと思ってましたが、本来すぐに設定回転に戻るはずなのでやはり故障してたということですね。【2004.08.21】
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5速ギヤが空回り! |
車種 | ダイハツ・リーザターボTR−ZZ |
原因分析 | 5速ギヤの歯が欠けて空回り |
対策方法 | 中古でミッションを入手し、自宅で交換 |
高速走行中にスピードメーターが動かなくなったトラブルの後、今度は5速で走行中に異音が発生しました。ちょうど4000rpmあたりでヒューンという甲高い音。特に減速時に音が大きくなる。帰り道だったので、そのまま走行。だんだん音が大きくなってきた。
1ヶ月くらいそのままにしていたらヒュルヒュルという音からガラガラ音に変化。すでにギヤが滑ってトルクがかからない状態。【1999.03.14】
中古ミッションを入手し、ミッションASSY交換を自宅でトライ。ひさびさに復活しました。【1999.06.13】
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走行中にスピードメーターが0km/h!! |
車種 | ダイハツ・リーザターボTR−ZZ |
原因分析 | スピードメーターのギヤがなめて回らなくなった |
対策方法 | メーターケーブル、メーターギヤの純正パーツを取り寄せ、自分で交換 |
高速道路で160km/hでかっとんだところ、一般道におりたときにメーターが0km/hを指していることに気づきました。??今は50km/hくらい出てるんだけど・・・。
当初メーターケーブルが切れたのかと思い、純正部品を購入し交換したのですが変わらず。そして、ミッション側を調べるとメーターケーブルを回すギヤがまるっきり山がなくなってました。というわけで今度はギヤを注文し、交換。ようやく復活しました。【1998.12.07】
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夜中にガス欠。 |
車種 | スズキ・Kei |
原因分析 | 燃費が悪すぎ |
対策方法 | トゥデイからガソリンをぬいてペットボトルに入れて補給 |
獅子座流星群を見るためにの夜中に20kmくらいKeiで走って河川敷で星をながめてきた帰りにあと2kmというところでエンスト。時間は夜中の2時。この辺ではスタンドはやってません。
しかたなく、ひとりで家までダッシュ。どうしたかとういうとトゥデイからガソリンを1Lだけ抜いて、ペットボトルに入れました。そいつを2km先のKeiに入れてなんとか無事帰ってこれました。
ちなみにKeiの燃費は10.5km/lでした。満タンで320kmでガス欠。タンクが小さい(30L)&オートマ四駆の燃費の悪さを甘く見ていました。納車から2週間目の出来事でした。【1998.11.17】
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うっひょー!15mmのヒョウだあ |
車種 | ダイハツ・リーザ、三菱ミニカ・ダンガン |
原因分析 | 天災 |
対策方法 | なし 祈るのみ |
もうだめか・・・。こんだけ大きな氷の塊にさんざん打たれたリーザくん。暴風ヒョウが去った後、すぐに体調チェック。氷にうずもれていましたが、ボディは大丈夫でした。ホッ。(写真でホイールまで氷に埋まっているのがわかると思います。)
後日、ダメージを発見。フロントガラス上部のモールにへこみが多数。20カ所以上はあった・・・。まあ、ボディがへこむよりはましかな。後日純正パーツを取り寄せ交換。【1997.05.16】
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あっ!アンテナがポキッ!! |
車種 | ダイハツ・リーザ |
原因分析 | 天災 |
対策方法 | ミラTR-XX純正アンテナに交換 |
名古屋に来てからリーザにホロをかぶせるようになりました。しかーし、ホロを取ろうとしたときセンターアンテナが引っかかっているのに気づかずに引っ張ってしまい、"ポキッ"と折れてしまいました。
そこで、近所の解体屋に初めて足を踏み入れミラTR-XX(L200S)のセンターアンテナを買ってきました。ボルトオンで交換できました。リーザ純正に比べると丸みを帯びたデザインで黒色なので結構リーザにマッチしています。こわれたら、まず解体屋ですね。(え?違うって?!)【1996.09.29】
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エアコンが効かない!(真夏の高速道路にて) |
車種 | ダイハツ・リーザターボTR−ZZ |
原因分析 | エアコンコンプレッサーのボルトが折れたため |
対策方法 | 出先のディーラーでピットを借り、折れたボルトをぬいてその場で修理 |
ダンガンを見に神戸へ出発した日、高速に乗ってからまたまたリーザにトラブル発生。エアコンを入れたら「キュー、キュー」とベルトが滑っているようなすごい異音がしました。
パーキングでチェックしたら、エアコンのコンプレッサーがゆるんでベルトが空回りしていました。応急手当としてゆるんだボルトを増し締めしようとしたら、今度はポキッとボルトが折れてしまいました。「アチャー!!!!」お先真っ暗状態。もう、どうすることもできないので、ボルトがゆるんだまま走ることにしました。
神戸で用を済ませ、今度は大阪へ直行。無事にそこでダンガンを契約することができました。そこで、ついでにお店のピットを借りてエアコンの修理を自分ではじめました。
コンプレッサーのボルトはやはり気づいてから300kmも走ってしまったために、一本ははずれてなくなってしまい、もう一本もはずれる寸前でした。また、折れたボルトは幸いになんとかくり貫くことができました。
ボルトが2本足りないので同じ物がないか聞いてみると、マーク2の部品取り車があるということでその車から合うボルトをいただき、無事に修理完了。まさかここで修理できるとは思いませんでした。一時はディーラーに修理を頼もうかとも思いましたが、なんとか出費を押さえることができました。【1996.09.15】
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あちゃー、エンジンブロー!! |
車種 | ダイハツ・リーザターボTR−ZZ |
原因分析 | ブーストあげすぎ。燃調不足。 |
対策方法 | エンジンオーバーホール |
MONAツーリングへ向かう高速道路にて、走行中にエンジンルームから「ポンッ」という音が発生。ふけが悪くなって、パーキングでエンジンルームを確認すると、オイルまみれ。これがエンジンブローか。
スパナをキャップ上に固定して、応急処置。JAFにオイルをたしてもらって自走してツーリングへ。【1995.11.26】
その後、約3000km以上そのままの状態で走行。ようやく修理となりました。オーバーホールのおかげで20cc程度ボアアップしちゃいました。【1996.03.22】
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オルタネータのベルト切れ!! |
車種 | ダイハツ・リーザターボTR−ZZ |
原因分析 | 660ccのオルタネータ流用ミス |
対策方法 | フライス盤によるオルタネータ加工 |
解体屋からミラL200Sアバンツァード(AT)のオルタネータを入手。リーザ純正品が40Aであるのに対し、これは50Aあるのでバッテリー容量アップに対応できると考えました。
しかし、そのまま交換とはいかず二つのボルトの軸間距離が大きくなっていること、そして取り付け位置が5mmほどずれていることが障害となりました。はじめはグラインダーで削って取り付けたが、ベルトの位置がずれていたせいで走行中にベルトが切れ、JAFのお世話になる羽目となってしまいました。夏休みということもあり、近くのディーラーはやってませんでしたが、そこにクルマを置かせてもらい、電車で帰宅。
翌日、彼女のワゴンRで救出作戦実行。交換前のオルタネータと工具持って、休みのディーラーにて自分で交換。無事に2台で帰ってくることができました。【1995.08.13】
その後オルタネータのボディ寸法を測定し、大学の研究室でフライス盤を使用して取り付けステーを加工しました。ベルトは660リーザ、ミラ用のものを使用しました。
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ダッシュボードがオイルまみれ!? |
車種 | ダイハツ・リーザターボTR−ZZ |
原因分析 | 強化ナイロンホースの亀裂 |
対策方法 | ライターでナイロンホースを変形させて、再利用。 |
追加メーターを付けたとき、メーターパネルを製作する上で何度かメータ(ブースト、排気温度、オイルプレッシャー)の取り外しを繰り返していました。そして、メーターの動作チェックのためにエンジンをかけると・・・。「ビジョ、ビジョ」という怪しい音がして、見るとオイルプレッシャーが0を指していました。まさかとメーターパネルの裏を見ると、「アチャー!!」やっぱり。そうです。オイルプレッシャーのナイロンホースが折れて、オイルが吹き出てきてしまったわけです。
ナイロンホースはホース端が特殊な形状でメータに付くようになっており、これは買いなおさなきゃならいのか?と悩んだ末、ライターの火であぶり、その形状に変形させることで無事に、装着することができました。一応、現在まで大丈夫なようです。
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走行中に室内から煙り!? |
車種 | ダイハツ・リーザターボTR−ZZ |
原因分析 | フォグランプスイッチの加熱 |
対策方法 | リレーを追加し、スイッチは修理して再利用 |
夜の走行中に、ハンドル右下からいきなり煙が出てきたことがありました。異様な臭いで、プラスチックの燃えるような臭いでした。どこから出てきたのか車を止めて調べようとしたら、それまで点灯していたフォグランプが消せなくなってしまいました。つまり、フォグランプのスイッチが焼けて溶着してしまったようです。幸い、火はでませんでした。コネクタを抜いてフォグをとりあえず消しましたが、スイッチはフォグ、スポットのデュアルランプ専用の物でちょっと手に入れるのは難しそうでした。
そこで、スイッチを分解してみると溶けたのは接点を押すプラスチックのピンだったので、適当なブラスチックの棒を使って代用品を作りました。これでもとのスイッチを再利用することができました。
この失敗の原因はリレーを通さずに直接フォグにスイッチをつなげていたことです。よってその後に、リレーを追加しました。普通の50Wのフォグだったので甘く見ていました。
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シート交換、頭が天井にあたる! |
車種 | ダイハツ・リーザターボTR−ZZ |
原因分析 | シートレールの仕様違い |
対策方法 | リーザ純正シートレールと組み合わせて解決 |
ミラ660TR-XXのスポーツシートを入手し、550リーザにつけた。フロント側のボルトはそのまま、リヤ側をブラケット追加等で簡単に装着できた。しかし、座ってみると頭が天井にかすれる。これじゃあ運転できない。座面が純正より3cmくらい高かったようです。
いろいろ考えた結果、シートレールだけリーザ純正を使い、座面はばらして交換。背もたれ部分はそっくり交換。以上で純正同等の着座位置でミラシートが使えるようになりました。ちなみに助手席はそのまま流用。ま、運転するわけじゃないし、問題ないでしょう。
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パワーウインドの歯数が足りない! |
車種 | ダイハツ・リーザターボTR−ZZ |
原因分析 | ミラとリーザの仕様違い |
対策方法 | グラインダーで歯を追加。しかし・・・。 |
ミラ660TR-XXのパワーウインドを流用。モーター取り付け部分はボルトオン。そのまま使えるかと思いきや、窓が下まで下がりきらない。となるとひじをドアにかけると痛い。というわけで対策検討。
どうやらストロークがミラよりリーザが長いようで足りないことがわかりました。そこでグラインダーで端数を追加。うまく下まで降りたと思ったら、そのままストン。2度とあがりませんでした。
ストッパーの役目の部分に歯を切ってしまったので、追加でストッパーのステーを追加。これで解決しました。
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クラッチワイヤーがはずれた!? |
車種 | ダイハツ・リーザターボTR−ZZ |
原因分析 | クラッチペダルのあそびが過大 |
対策方法 | コンビニまでニュートラルで移動後、その場で修理 |
これも、走行中に起きた事件です。前方の信号が赤だったので早めにシフトダウンしようとしたときに、クラッチを踏むと「あれっ??」踏みごたえがなく、スカスカになってしまいました。どうやらクラッチワイヤーがはずれてしまったようで、クラッチはつながったままになってしまいました。そこで、すぐそばのコンビニの駐車場までノークラッチ運転(回転を合わせるとクラッチはつながったままでもシフトチェンジは可能)で行きました。
リーザのクラッチワイヤーは自転車のブレーキワイヤーと同じようにワイヤーエンドがペダルに引っかかるだけなのです。以前に遊びの調整をしたのが原因で、ワイヤーがたるんでいたためにはずれてしまったみたいでした。ワイヤーを入れ直すのは簡単だったのでその場でなおしました。
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雪上スピン。ダブルヒット! |
車種 | ダイハツ・リーザターボTR−ZZ |
原因分析 | カーブでのテールスライド |
対策方法 | バイトの後、修理にあずける |
リーザTR-ZZが納車されて一月も経たない頃、この車でスキー場へ行ったのが間違いでした。スキー場へは2週間の住み込みでアルバイトに行ったのですが、ある日仕事が終わってからコンビニへ買い物に行ったら長いコーナーでお尻がすべりだし、フロントタイヤにチェーンが付いていたのでそのまま回って「ドン、ドン!」とガードレールに左のフロントコーナー、リヤのクオーターをぶつけてしまいました。幸い、自損で済みましたが、精神的ダメージがとても大きかったです。このころはほとんどノーマルだったので、修理に問題はなかったのですが、この車は廃車にした前のリーザの車両保険で買ったわけで、今度は保険を使わずに直すことに。
スキー場から帰ると早速修理に預けました。安く済ませるために解体屋でフロントフェンダーを買ってきて、リヤのコンビランプには前のリーザのものが残っていたのでそれを使ってもらいました。修理のついでに解体屋で手に入れたベルトラインスポイラーをシルバーに塗装してもらいましたが。結局修理代は15万円。実は2週間のバイトで稼いだのは14万円。私は何をしにバイトへ行ったのだろう・・・。
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すべって、転んで、一回転 |
車種 | ダイハツ・リーザターボTR−ZZ |
原因分析 | 峠道の下りでおつりくらって一回転 |
対策方法 | 廃車。後にTR-ZZを購入。 |
CARBOYで紹介された後、調子にのりすぎて大失敗。筑波山での予期せぬアクシデント。自損だったから良かったのものの、車の姿は右の写真のとおりでした。リーザの愛着が捨てきれない私は修理の見積もりを出してもらいました。答えは90万円也。一瞬でリーザ2台目を探すことを決心しました。【1992.12.16】
しかし、あの時のショックと言ったら語りきれないものがあります。力のないハザードを点滅させながらレッカーに引き取られていったリーザの姿は忘れられません。
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